
ジョブトレ訓練前の状況を教えてください。
調理の専門学校を卒業して、ケーキ屋さんで製造・販売をしていました。 忙しいながらも、充実した8年間でした。 しかし、心のどこかで『同じ仕事を極めるのもカッコイイけど、他の仕事もしてみたい』と、思うようになりました。
応募のキッカケや訓練前はどのようなイメージだったかを教えてください。
ジョブトレの存在は全く知らなかったので、説明会だけ聞いてから考えようと思っていました。むしろ、あんまり参加する気はありませんでした。 『私のことを知らない人に、相談とかしてもなぁ~』と思っていました。
訓練中、事務局スタッフはどのようにサポートしてくれましたか?
自分がやりたい仕事を、自分で決定できるように、ひとりひとりのペースに合わせてサポートしてくれました。 アドバイスや情報提供はしてくれますが、『決めるのは、自分自身だよ』と事務局スタッフは口をそろえて言っていました。 『迷っても、悩んでもいいから、自分で決めることが大切』という言葉は、本当にありがたかったです。
受講された内容のなかで印象に残っていることを聞かせてください。
グループワークでは、いろんなこと事をしました。 模擬面接、名刺交換など真面目なものから、心理テストや、言葉だけでの道案内など、ゲーム感覚の授業もありました。 大人が真剣にゲームをすると盛り上がります。協力したり、比較することで、いろんな視点があることを学びました。グループワークを通して、みんなと仲良くなりました。
どのようにして就職活動の課題を克服しましたか?
担当のコーディネーターに何でも話すようにしました。 最初は警戒しましたが、不安を隠してもバレてしまうので、悩んでいることは思い切って話すことにしました。 人に話す為には、自分が何をやりたくて、何が不安で、何を求めているのかを考えて、言葉にします。その過程で、自分自身と向き合う大切さに気がつきました。
どのくらいの訓練期間を経て、いつから本採用になりましたか?
2か月のベル業務と1か月のインフォメーション業務を経て、契約社員として採用をいただきました。
勤務先での業務はどのようなことをしていますか。何にやり甲斐を感じますか。
今は、インフォメーション業務を中心に働いています。観光案内・お食事処の紹介・バスツアーやレンタカーの予約・・・。数えきれない程の業務内容だからこそ、日々やり甲斐を感じます。 『聞いてよかった、ありがとう』『案内してくれたお店、美味しかったよ』その一言で、嬉しくなります。
今後の展望について教えてください。
もっと沖縄、地域のことに関心をもって知識の幅を広げようと思います。 行ったことのない観光地や、地元の美味しいお店を見つけて、ゲストに自信を持って案内できるようになりたいです。 尊敬できる上司や同期も多いので、たくさん吸収して、自分の成長に繋げていきたいと思っています。
これから就職活動される訓練生の皆様にメッセージをお願いします。
仕事の悩みは、家族や友達に相談しにくくありませんか? 身近だからこそ、心配して安定した仕事を勧めてくれます。それが、自分のやりたいことなら構いませんが、もし違うならジョブトレへの参加を考えてみてください。新たな自分が発見できます。転職は勇気が必要ですが、新たな同期(訓練生)がいるので、分かり合えると思います。 ジョブトレに参加すると決めたなら、事務局スタッフを信用して、自分に素直になることをお勧めします。